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​I LOVE お寺・神社!

ご挨拶

 

日本には約77,000もの寺社仏閣がありますが、お寺を支える経済基盤の弱体化、後継者不在等の理由で、2割は廃寺ともいわれています。

それでもコンビニエンスストアの全国店舗数(約47,000)を上回る数です。

その数に相応するほど、私たちの生活は寺社仏閣とかかわりをもっているのでしょうか?

 

ある機関の調査では、全体の8割近くの人が年に1度以上お寺を訪れると答えています。目的は「墓参」が最も多く、「観光・旅行」「法事」と続きます。

こうしてみると、お寺とのかかわりは意外にも多岐にわたり「葬儀だけでは終わらない」ということがわかります。

 

亡くなった人の葬儀を済ませると、四十九日の法要とあわせて納骨した後も、一周忌、三回忌、七回忌、十三回忌、弔い上げまで年忌法要は続きます。また、お墓参りの先祖供養も、お盆、春秋のお彼岸、命日、年末・年始と、年に何度もあります。日常で特に深くかかわっているわけではないけれども、どこか頭の片隅で意識をしているのが「お寺とのつながり」なのかもしれません。

 

更に深掘りして見ると、寺社仏閣=宗教の場と言えます。

本来宗教とは、人間の力自然の力を超えた存在を中心とした観念で、教義・儀礼・施設・組織等を備えた社会集団組織の事を指します。そして宗教とは何か?を問う際、その定義の数は宗教学者の数ほど有ると言われており、文部省宗務課の定義集には、104の定義が記されているそうです。

 

つまりは、宗教=宗教家の考え方・・となります。

 

豪華で立派な、本堂・本殿も、知る・伝える・安心などの意味で、非常に大切ですが、寺社仏閣紹介の中でも特に、ご僧侶、神主様に着目・紹介しつつ、宗教家の「宗教観」がわかる様なサイトを、在家目線で目指しております。

 

皆様の身近に有るお寺、神社・・そもそもの意味や、本来宗教家が伝えたい事、知って欲しい事、それが少しでもご理解頂けて、足を運んで頂ける機会となれば幸甚です。

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