館山 頼忠寺で法要
作家・夢酔藤山氏の講演も
館山市宮城の宮城山頼忠寺(福山龍元住職)で8日午前10時から、開創450年と堀江能登守頼忠(よりただ)公の400年大遠忌が開かれる。曹洞宗寺院13か寺の住職による大遠忌法要の後、房日新聞連載小説の作者、作家の夢酔藤山氏による記念講演「小説秋の幻における堀江頼忠公」が予定されている。
頼忠寺は曹洞宗寺院で、元亀元年(1570)9月に里見氏の家臣、頼忠公によって開創された。今年で450年となるのと、頼忠公の400年忌(1617年10月11日没)が重なったことから、記念行事が計画された。
本堂で午前10時から、里見氏の菩提(ぼだい)寺である延命寺(南房総市本織)の昆尚道師を導師に法要が営まれる。この後、11時ごろから夢酔氏が講演する予定。当日は特別拝観として、堀江能登守頼忠公坐像の公開もある。
問い合わせは、頼忠寺(館山市宮城170―1、0470―22―8443)へ。